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■支部の沿革

 中央大学の前身である英吉利法律学校(明治22年10月東京法学院と改称)が創立されたのは明治18年ですが、そのわずか3年後(明治21年10月)に学員会の前身である校友会(後に院友会と改称)が設立されました。

 当支部の前身は「東京法学院院友会北海道支部」という名称のもとに発足し、明治31年8月18日に札幌にある豊平館にて設立式典が執り行われました。

 本部より菊池 武夫(東京法学院院長)、土方 寧、岡野 敬次郎、坂本 武治の四氏がご出席され、来賓として北海道庁長官 杉田 定一氏、同事務官 堀内 賢郎氏、札幌地方裁判所長 村地 正治氏、同検事正 児玉 利明氏、札幌農学校長 佐藤 昌介氏、炭坑鉄道(株)札幌支配人 大島 六郎氏、札幌麦酒(株) 支配人 植村 一郎氏、札幌葡萄酒醸造所 所主 谷七太郎氏、新聞記者 阿部 宇之八氏、同 中野 二郎氏の諸氏と16名の院友が出席されました。

 小町谷 純(弁護士)支部総代が開会の挨拶を行い、菊池 武夫院長は東京法学院の来歴と現況を述べ、来賓を代表して杉田長官が祝辞を述べられました。

 以来、実に1世紀余にわたって当支部も様々な事業と活動を展開して参りました。学員会の目的は母校の興隆と発展に寄与すること。

そして様々な事業と活動を通して全ての学員に「Sympathy(親愛)」・「Support(支援)」・「Square(交流の場)」の3Sを提供していくことです。

 また文化・学術講演会、本学音楽研究会吹奏楽部による演奏会など多くの文化活動を通し、支部会員のみならず在学父母で組織されている「父母連絡会札幌支部」との連携、あるいは地域の人々との交流を図るなど地域の発展にも貢献していきます。

 その他にも各種サービスを提供することで学員の活躍と発展に寄与しています。